FUJIFILM X20
FUJIFILM X20を手放した。
友人がこのX20で撮ってくれた写真がとても良かった、ナチュラルで眩しい。
期せずして似たような時期に後継機であるX30を購入されたブログ主さんも居らしたが、やはりこの方の写真も優しく穏やかな光の溢れる時間を感じる。
ワイドマクロ。
パララックスがどうとか、SSが上限2000であるとか、それが障害とも思わなかった。
使い馴れた2世代目のX-tranceセンサーの色味も良かった。
小さなカメラだ、花とか意外と撮ってみたくなったり。
この愛らしい小さなカメラ。
むしろ質感や佇まいは、フジ機の中で一番良いのではとも思う。
でも憧れ叶わず、置いておくよりは...と放流。
先に書いた、ブログ主の方が
『なんだか分かる気がする』と言ってくださったことが、このカメラに嫌われたと思い落ち込んでいた気持ちが和らぐ決定打になった。
<前述の友人ツダ氏と彼のX20>
自分の選択が間違っていたと感じることはとても辛い。たかが道具。
されどその道具に左右され兼ねない、芸というものを仕事にしている身としては、益々身に染みて―。
いや何者かにでもなったつもりか全く、大袈裟な。